« 便利だと思う | トップページ | 『仕事が人をつくる』 »

2009/03/08

『社会科学入門―新しい国民の見方考え方―』

20090308book
2009年3月3日、入門しました。

私がまだ学生で、研究室に入室したてのころ、担当教員は確かこんなことを言っていた。
「自然科学系の大学ではあるが、ここは、社会や人と森林との関係を考えるから、社会科学的な視点で研究を進める場所」

社会科学とは社会に関する科学のこと。
社会のでき事は緊密に繋がっており、政治と経済、経済と法、法と政治というように関連している。
そして、それらの繋がりを考える上で、歴史的な背景は欠かせない。

あのころの私は、「私の研究が森林・林業界には一番重要なことだ」「世の中の役に立たねばっっっ!」と本気で思っていた。
卒論で扱う内容なんて、ほんの小さなことで、書き終わるころにはその小ささもよくわかる。

今の仕事でも、一つの記事を書き上げるのに、政治・経済・歴史・教育・その他諸々を一応頭に浮かべる。
どれか一つが欠けてもうまくいかないし、どれかだけが目立ってもうまくいかない。

この本を読んで、卒論を書いていたころを思いだした。
そして、今の私を整理し、励ましてくれた1冊だった。

|

« 便利だと思う | トップページ | 『仕事が人をつくる』 »

コメント

人間は、自然的存在であると同時に社会的存在でもある。
自然的存在としての人間(ヒト)がいかにして生きるものであるのかを考究する学問のグループが自然科学。
社会的存在である人間(人)がいかにして生きるものであるのかを考究する学問のグループが社会科学。
では、我々が森林や林業を考えるときにどのようなスタンスをとればよいのか。
そんな議論を飽きずにしましたね!

『社会科学入門』。読み直したくなりました!

投稿: くま | 2009/03/08 15:29

>くまさん
この本は、一見わかりにくく難しくみえる社会科学を、とってもすっきりとわかりやすく整理していますよね!
本当にイイ本です。
最後まで飽きることなく、躓くことなく、サラサラと読み進められました!
ぜひ、くまさんももう一度読んで、またいろいろ教えてください。

投稿: 日向 | 2009/03/08 20:14

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/526274/44279588

この記事へのトラックバック一覧です: 『社会科学入門―新しい国民の見方考え方―』:

« 便利だと思う | トップページ | 『仕事が人をつくる』 »